美容外科で乳房を取り扱う場合は多々あります。それは美しい乳房と言うのもを多くの人々が望んでいるからなのです。然し元来美しくあるべき乳房が小さかったり、変形があったりしたら当然女性として悩みは大きいものがあります。例え、衣服に隠れている乳房といえどもコンプレックスが生じます。また乳房は加齢や授乳などによって一番変化が起こるのも事実ですので、その為、その機能と共に形態的特徴を把握して美容外科的手術を行なうべきだと考えます。
乳房は、年齢によって垂れ下がってくるとともに萎縮して豊かさを失っていきます。この様な方も乳首(乳輪・乳頭)を上方に移動、固定し下方の垂れている乳房組織を中央にまとめていきます。それによって乳房がシリコンバッグや生理食塩水バッグを入れなくても大きさを取り戻すことが可能となります。局所麻酔で可能なので、乳房縮小と異なり入院の必要はなく、約1週間の通院のみで治療が可能です。
乳房は女性のシンボルでありますが、大きくても小さくてもいけません。大きすぎる乳房の方は肩こりがひどい、乳房の下縁部に皮膚炎を起し皮膚がただれる等の悩みがあります。その為、余分な脂肪や乳腺を切除し、小さく型の良い乳房にします。これを「乳房縮小術」と云いますが、外国人に多いこれ等の手術を昨今では、日本人にも応用することが増えております。
乳輪内の乳頭(乳首)は、授乳という母体機能の上からも重要な役割をもっている。この項では、授乳後に起きる乳頭の異状変化、つまり乳首が異常に発達した症例を取り上げてみた。乳首の肥大は授乳を繰り返すことにより、乳頭の幅と高さが次第に増大する症状である。
乳腺が短く周りの乳房組織が多いと乳首がくびれて、へこみ乳房正面に顔を出しません。このような状態を陥没(凹)乳頭と言います。陥没乳頭は垢がたまりやすく、不潔になるばかりでなく、妊娠によって炎症が生じ痛みがひどくなる場合があります。早めの治療(手術)が必要になります。
乳房は人間にとって左右一対、二つあるのが常識です。女性にとって乳房は、命より大事なものとされていますが、その乳房も余分に二つ以上あれば不自然です。左右対称以外の乳房は「副乳」とよび、先天的に存在し形状も大小さまざまのものがあります。また幼児期には判別は難しく、思春期ころ増大し、妊娠により誘発され肥大化したりもします。
男性ホルモンと女性ホルモンとのバランスがくずれることにより、男性の乳腺組織が増殖する症状です。過剰な乳腺と脂肪を除去して、男性的な胸部へと改善していきます。
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