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平成19年度学会報告
第105回 沖縄県医学会報告
手掌、足底部多汗症に対するボツリヌストキシン治療 - 特に伝達麻酔に関して -
平成19年12月9日 於:沖縄県浦添看護学校

 上記医学会に当院で行っている手掌、足底部多汗で悩んでいる方々の治療法を発表させていただきました。  手のひらなどの多汗は日常生活に困るほどですのでこれ迄、胸部交感神経切断術が外科分野で行われております。但しこの方法は他の部位に多量に汗をかく結果となります。
これを代償性発汗と云いますが、強い副作用となり、手のひらの汗は治ってもまた新たな悩みが発生する事になります。その為、我々は約2年前より手掌や足底部の多汗に対しボトックス(ボツリヌスA血清)を注射して良好な結果を出しております。
その際、手のひらに数多く注射しますので、注射の痛みを軽減させるやり方が望まれます。
その為、当院では図のように伝達麻酔を併用してボトックスを打ち、手掌、足底部多汗の方の治療に応用、治療法の改善を目指しています。
 専門分野の方々の御意見を伺いながらさらに改善を加え、多汗に悩む患者さんへ一日も早くリスクの少ない福音を届けたいと信じております。

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第13回日本臨床毛髪学会参加
平成19年11月24日・25日

 始めて日本の毛髪学会(於東京)に参加しました。
紀尾井町クリニックでアメリカの植毛学会第一人者と云われる Paul T Rose先生と Edwin S Epstein先生(写真参照)の植毛術の実際をみせていただきました。
紀尾井町クリニックの柳生先生や看護師さんのあざやかな植毛の手さばきを含めて寒心すること多く勉強になりました。

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韓国でのISAPS(国際形成美容外科)研修会に参加
平成19年5月26~29日

 ISAPSが東洋で開催されるのはこれ迄、2回東京で行なわれましたが、東京以外では珍しい事です。
 沖縄から近くにある韓国ですので娘と出掛けてきました。最新の発表等ありましたが、夜のお酒が強いので弱りました。
 写真は学会で熱心に発表を聞いている所と夜のパーティーでリッツ美容外科の広比先生や娘共とご一緒のものです。

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ふれ合い大学 最終講演に出席しました。

 久茂地公民館で開催されたふれあい大学の最終講演を依頼され、どれだけの生徒さん(私共全員年上の方々ばかりなので恐縮しましたが・・・)達に益する事をお話しできたか分かりませんが、兎にも角にもアンチエージングと題する講演会を無事終了する事が出来ました。
 講演をするのには相手様へ為になる事を話さなければなりませんので、今でも汗だくです!
 美容外科は外科的手段で若返ろう(少し前の自分を取り戻そうとする試み)とするものです。
ダイナミックではありますが、その裏には大変な苦労がにじんでおります。
そして将来は明るいものがあるのが美容外科領域のアンチエージングなのです。
実践してみますか?

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みつき頑張る

 10月初旬、第30回の美容外科学会が北海道で開催されました。
その最終日にMedical Skin Care Specialist 講習会が同時に催され、当院の比嘉光貴看護師が美容外科における看護師の役割と題しパネルディスカッションの一人に選ばれ堂々の発表をしました。
若くて張り切り屋、美人の誉れ高い彼女は才女でもあります。
発表の中で彼女は患者さんの話を納得する迄聞き、医師に要領をもって伝える事、その上で倫理観のある医療従事者こそが未来の美容外科を輝くものにすると述べました。

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第108回沖縄県医学会
6月14日(日)

 例年の如く我々は美容外科のトラブルケースを眺めながら出来るだけリスクの少ない医療を追求する源を掘り下げ発表させて頂いている。
 今回は豊胸術のバック(生食、ハイドロジェル、シリコン)の取り出し、その理由と題して過去7年間に経験した症例を分類してみた。
 興味ある点が多々あり、今後はさらにこれ等を県内学会のみならず本土の専門学会にも発表してみたいと思っている。

  1. イメージ 現在の社会ではピアスが流行していますが、反面において、耳ピアスを開けた後に化膿したり、ケロイドになったりする人があとをたちません。その為の処置や治療で苦労した事を 沖縄県医学会で発表しました。特に耳介軟骨炎や耳介ケロイドになった方は重症ですので、本格的な手術をしないと耳を失いかねませんし早目に形成外科専門医に受診する事が大切と云う内容です。

  2. イメージわきがの診断と治療について発表しました。わきがの治療の難しさは治療そのものも大切ですが、術前の診断がより重要となります。わきには2通りの汗があり、ひとつは臭いを発する汗、もうひとつは臭いを伴わない汗です。わきが手術は臭いを伴うアポクリン腺を退治する訳ですが、その見分け方を充分にしないと手術しても良くならないと云う結果を招きます。治療の前に分類をして、それぞれに合った治療法の選択をする事を仙台での日本美容外科学会で報告しました。

  3. イメージ沖縄の統合医療学会で講演を頼まれ、美容外科から見たアンチエージングと云う題で発表しました。内容は外科的治療でどれだけ若返る事が出来るかと云う点を重視したお話にしております。そして、これ等の新しい医療、医学と云う概念からみて沖縄の未来像を健康と長寿に求めた方が良いと結論として報告しております。この続きは次の統合医療学会になりますが、健康投資がいかに人的資源の活用となるかなのですが、沖縄や日本の発展の為にも、これから新たな模索を必要とする一助けになればと考えている所です。

  4. イメージアンチエージングが流行ですが、美容外科では昔から若返りと云う方法を外科的手段に求めて研究を続けております。沖縄県医学会で今回ご報告させて頂いたのは、その基盤にたってこれ迄、我々が行なってきた種々なる身体各部位の若返り手術を述べ、かつ結果として我々の成績を示してみました。当然の事ながら多種にわたる手術方法の中から現在、お行われているよりベターな方法を選択させ、会場の皆様方にお示しした訳です。これからも治療法の改善を目指さなければならない点も反省点として述べております。

  5. イメージ現在の日本の美容外科で下腹部の脂肪とりなどは、ポピュラーな方法となりつつありますが、一方では、皮膚のたるんだ方は脂肪吸引だけではどうしようもありません。そのような方は下着に隠れる部分に手術痕をつけてたるんだ皮膚、皮下脂肪などすべてを切除します。リスクの発表と云うのはやりにくいものですが、少しでも過去の私共の経験が未来の医療に役立てて頂ければと考え、合併症の分類をしてひとつひとつの対策を述べさせて頂きました。患者さんから教わる事も多い中で貴重な経験を自分だけのものにせず、世の人々への幸福へ還元していけたらとおもっております。(於:東京 日本美容外科学会)

  6. イメージ沖縄の現況を充分に把握して、沖縄に住んでいる医療人として沖縄のこれからは、経済発展のみではない別のあり方はないのか?その為にはどうするのか、異業種のつながりをどうすれば良いか、当山が問題点を指摘させて頂きました。一金会と云う少人数の先生へのお話でしたが、講演をすると云う事は自分自身の考え方をもう一度洗い流し、見直しをして、まとめてみると云う事になりますから私自身が勉強になりました。特に沖縄県の財務逼迫の中で人間が生活をする基板、つまりセイフティネットのあり方を考えの中に入れてお話ししました。健康な人には分かりにくいのですが、自分が働けなくなった時にどうするかは大切な部分なのだと生きて行く為に改めて感じています。

  7. イメージ沖縄県医師会報にこれ迄報告した耳ピアスの合併症を論文形式で載せてみました。発表と違い、論文を書く作業は過去の他人の論文を読む仕事から始めなければなりません。自分のみの考えではなく、他の専門医の思考をどう捉え、考えてみるか、その上で参考にすべきものと自分の主張をきちと自分の主張をきちんとした文章にする作業です。たいした事のない論文と思われる方もおられるかも知れませんが、もう一度、若い時を思い起し、論文を書き、耳ピアス合併症をまとめております。後世の方が参考にして頂けたらと思っています。

  8. イメージわきがの手術で難しいのが出血のコントロールです。術後の出血が多いとワキの皮膚が壊死に陥り、大きな傷跡を残す事になります。その為、止血も大切ですが、手術後の圧迫はもっと重要視されねばなりません。そして、へたな圧迫は術後、腕の痛みを生じたりしますので、術後の患者さんが苦労します。それではいけないので、我々は当院独自のわきが術後の圧迫法を考案し、「枕木法」と名付け、沖縄県医学会で発表しました。

  9. イメージ私は医者でありますが、時々政治的趣の事もまとめたり発表したりする事があります。長い間、那覇市医師会の中で仕事をさせて頂いた経験もありますが、政治や行政はどうしても財務的面をみて県や国を動かします。そうしますと人が生きていく為に最も重要な部分が損なわれてしまう時もあります。我々医師は、常に社会の底辺にいる方々と接し、その悩みを共有すると云う立場にありますから、その部分の主張を主体として第6回JACT沖縄支部大会のシンポジウムに地方の発展性を述べてみました。

  10. イメージ富山県での美容外科学会では、おでき(腫瘍)やあざを切り取る時、出来るデコボコなどをどのように防いだら良いか・・・の一工夫を発表します。小さな報告例ですが、このような小さな工夫の積み重ねが結局は患者さんのクオリティオブライフに繋がるものですし、自分自身が良いと思っても他の医者からみたら、もうひとつの別の考え方があっても良いのではないかとお知恵を貸して下さる場合もあります。手術療法の発展は小さな事から大きく伸びる事もありますので、焦らずこれからも研究成果を報告していきます。